平素よりお世話になっております。
今年度主将を務めさせて頂きます、異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科3年の林水耀です。新体制になるにあたりご挨拶申し上げます。

まず初めに、常日頃より多大なるご支援とご協力を賜っておりますOBOG会、ならびに現役部員のご家族の方々、関係者の方々に厚く御礼申し上げます。特に昨年度は、福島OGをはじめとするOBOG会からの多大なるご寄付により、合宿所を葉山に移転することができました。誠にありがとうございます。

今年度は「超越」をスローガンに掲げます。これまでの先輩方を超えなけれなならないこと。同じ環境下で練習している強豪校を超えなければならないこと。そして毎日の練習の中で昨日の自分を常に超えていくこと。直向きに努力して一歩一歩超えていくことで、全日本という高い壁を乗り越える。そのような思いを込めました。

2021年度から掲げていた全日本両クラス出場、3年連続断念。私は常に悔しい思いで、その現実と向き合ってきました。1年時には3点差であと一歩及ばず、涙する先輩方をただ見ることしかできませんでした。2年時にはレギュラーとして臨んだインカレでしたが、厳しい現実を身に染みるほど実感しました。3年時にはスナイプ級に移動したものの、自分のチャンスを掴み切ることはできませんでした。
そして立教を背負う最後の学年になろうとしている今、思うことは何としてでも「全日本インカレ両クラス出場」を実現したいということです。歴代の先輩方の犠牲と努力の上に作り上げられている立教ヨット部の実力、多大なるご支援によって完成した強豪校と変わらない葉山という練習環境、全日本インカレ江ノ島開催、立教学院創立150周年。条件は完璧に近いほど揃っています。
現役部員の思いだけでなく、歴代の立教大学体育会ヨット部を背負って戦った先輩方、現役部員の活動を応援してくださっている保護者、OBOG会、葉山町の方々。沢山の思いを背負い、最後の1年間に挑み、このチーム全員で紫に十字の部旗を全日本の地に掲げ、「立教」の名を輝かせます。
そして来年以降の立教大学体育会ヨット部も輝き続けられる環境を、自分たちで作り上げたいと思っています。

これから1年、感謝の心と謙虚に努力する姿勢を忘れずに、部員一同邁進していきたいと思います。
今後ともご指導ご鞭撻の程、どうぞ宜しくお願い致します。

立教大学体育会ヨット部 主将 林 水耀